最近、自分の生活習慣を見直す中で、あらためて感じたことがあります。

仕事のパフォーマンスを上げようとすると、つい時間管理、タスク管理、思考法、マネジメント手法といった方向に目が向きます。もちろんそれらも重要です。

ただ、それ以前の土台として、結局フィジカルが整っているかどうかはかなり大きい。

睡眠、食事、運動、水分補給、休息。
この基本が整うと、身体が軽くなり、頭の回転も良くなり、仕事に向かう気力も自然に出てきます。

最近、自分の体重・食事・運動を記録してみて、そのことをかなり実感しました。

食事管理は「我慢」ではなく「運用」

体づくりというと、厳しい食事制限を想像しがちです。

しかし、実際には極端な制限をしなくても、全体を見てコントロールすれば十分に成果は出せます。

たとえば、昼にモスバーガーを食べる日もあります。
コーヒーも飲みます。
おにぎりも食べます。

ただし、1日の全体として、カロリーとPFCバランスを見るようにしています。

ある日の記録では、以下のような内容でした。

  • 摂取カロリー:約1,870kcal
  • タンパク質:141g
  • 脂質:65g
  • 炭水化物:202g
  • 食物繊維:15.6g

この日はモスバーガーも食べています。
それでも、1日全体では十分にコントロールできています。

大事なのは、「これは食べてはいけない」と決めつけることではなく、楽しむものは楽しみながら、全体として整えることです。

これは仕事にも近い感覚があります。

一つの作業、一つの会議、一つの失敗だけを見て判断するのではなく、全体の流れを見る。
短期的に完璧を目指すのではなく、継続できる形にする。

食事管理も、結局は運用設計です。

体重は短期ではブレる。だから数字の背景を見る

体重を記録していると、数字は想像以上に動きます。

日中に69.9kgまで下がった日でも、夜には71kg台になることがありました。
以前なら少し焦っていたかもしれません。

【補足:朝体重は2026/04/30 74.3kg → 2026/06/05 70.4kg で遷移しています】

しかし、筋トレやランニングを始めてみると、体重は単純に脂肪だけで動いているわけではないことが分かってきます。

トレーニング後は、筋肉にグリコーゲンが補充されます。
グリコーゲンは水分と一緒に蓄えられるため、体重が一時的に増えることがあります。

また、筋肉痛や張りがあるときは、回復のために筋肉周辺に水分が集まりやすくなります。
つまり、トレーニング後に0.5kg〜1kg程度体重が増えることは、珍しいことではありません。

体重の変動には、脂肪以外にも多くの要素があります。

  • 食事の重量
  • 水分
  • 塩分
  • グリコーゲン
  • 筋肉の回復反応
  • 排泄のタイミング

だから、単発の数字に一喜一憂しすぎる必要はありません。

見るべきなのは、朝の体重の推移や、数日〜数週間単位の傾向です。
そして、体重だけではなく、身体の軽さ、集中力、睡眠の質、トレーニングの調子も一緒に見るべきだと思います。

これは仕事のKPIにも通じます。

数字は大事です。
ただし、数字だけを見て判断すると誤ることがあります。

大切なのは、数字の裏側で何が起きているのかを読むことです。作ることが重要だと感じます。

小さな習慣が、いつの間にかパフォーマンスを変える

最初は、朝に少し腕立て伏せをする程度でした。

それが少しずつ続き、体重や食事を記録するようになり、パーソナルトレーニングに通い始め、さらにジムにも入会しました。

最初から大きな決意があったわけではありません。

少し身体が軽くなる。
少し数値が変わる。
少し筋力が上がる。
そうすると、もう少しやってみようと思う。

気がつけば、自然にのめり込んでいました。

ここで重要なのは、「頑張らなければならない」という感覚ではなく、「面白くなってきた」という感覚です。

その結果、身体だけでなく、仕事のパフォーマンスにも変化が出てきました。

活力が上がり、頭の回転も良くなり、会社のことも「考えなければ」ではなく、「少し考えてみようかな」と自然に思えるようになりました。

結局、パフォーマンス向上のベースはフィジカルなのだと思います。

十分に寝る。
きちんと食べる。
身体を動かす。
水分を取る。
回復する。

こうした当たり前のことが整っていると、仕事への向き合い方も変わります。

中山研究所としても、この考え方を大事にしていきたいです。

人や組織は、単に「頑張れ」と言われただけでは変わりにくい。
しかし、動きやすい状態が整い、小さな成果が見え、面白さを感じられるようになると、自然に前へ進み始める。

個人の根性に依存するのではなく、成果が出やすい構造を作る。
無理に管理するのではなく、自分で考え、改善したくなる状態を作る。
短期的な頑張りではなく、再現性のある運用を設計する。

身体づくりで得た気づきは、組織づくりにも通じます。

パフォーマンスを上げるために必要なのは、特別な精神論ではありません。
まず、良い状態で動ける土台を作ること。

その土台として、フィジカルを整えることは、思っていた以上に大きな意味を持つと感じています。

中山研究所株式会社

中山研究所は、ITプロジェクトやシステム運用における課題を、業務・組織・システムの構造から整理し、安定して成果が出る仕組みづくりを支援する会社です。

属人化の解消、役割設計、判断基準の明確化、教育と定着の仕組み化を通じて、個人の頑張りに依存しすぎない、再現性のある組織運営を目指しています。

現場で実際に機能する改善を重視し、チーム全体の品質とパフォーマンス向上に貢献していきます。